教団X
アメトーークで紹介されって興味をもって読んだ。
教団とか、宗教とか、神とか、
異性とか、自分の趣味(?)とか。
そういった、何かしら、心の拠り所が欲しい人たちが足掻く話。
私は、正直、宗教でも何でもいいから、生きることから楽になりたい。
楽になれないのであれば、死んでしまいたい。
でも、死ぬ度胸とか無いし、
かといって特に何か努力する訳でもない自分が更に嫌いになって、
この状況が続くのなら、とにかく今の自分をぶっ壊したい。
そんな思いで、会社から脱走して人を刺そうと思ったし、今も少しそう思ってます。
最近は外に出る不快感よりずっと布団の中にいる不快感を選択し続ける毎日です。
(たまにリワークに通ってますが…
カルトに出会ったら間違いなく話を聞いていくでしょうし(信じるかどうかはおいといて、
麻薬等と出会ったら手を出すことを考えるでしょう(実際に手を出すかはおいといて
そんな自分と彼らを照らし合わせざるを得ませんでした。
とても面白く読ませて頂きましたが、
・現実の政治情勢を加えすぎていて、いらないところに思考が向いてしまったこと
・オチが心理学本や自己啓発本によく書いてありそうな内容で終わってしまったこと
など、気持ちよく読み切れない面もありました。
個人的には、バッドエンドを期待していましたが、
こういうのを望んでいるあたり、私は未だに自暴自棄な思考が中心になっているのだと思います。