つまらない?
楽しいことばかりしていてもつまらないし、生きることはできない。
楽しいことばかりしていたらそのうちつらいことになる。
生きるためにはつらいことをしなくちゃいけない。
人は生きるために何かを犠牲にしなくちゃいけない。
今はその犠牲が複雑な仕組みで感じづらくなっているだけで、
本当は自分の知らないどこかで常に何かを殺して生きている。
あぁ、あぁ、こんなのただのいいわけだ。
ただ、ただ、めんどうなだけだ。めんどうなだけだ。めんどうなだけだ。
なんでこんなに面倒なんだ。
本当に楽しいことをしていないから、その楽しさに執着がないのではないか。
楽しいことに執着があったら、面倒なことを乗り越えようとするのではないか。
楽しいってなんだ。
今世の中にあふれている楽しいとは、まやかしばかりなのではないか。
少しお金を払えば、その場限りの、長くは続かない楽しさが、楽に手に入る。
まやかしの達成感、まやかしの快楽、まやかしの世界。
そんなものがあふれかえっていて、人は楽しさに麻痺しているのではないか。
人にとって、執着できるような楽しさとはなんだ。
そもそも人は楽しさに執着して生きるものか?
楽しさという表現がよくないのか。
そう、幸せな人生を生きたい。
では、幸せってなんだ?
俺にとって幸せってなんだろう?